Webデザイナー外注でよくあるリスクとは?トラブル回避のポイント
Webデザイナーに外注すると、限られた社内リソースを補い、よりクオリティの高いデザイン制作を実現できます。しかし、外注はメリットばかりではありません。依頼方法や契約内容、コミュニケーションの取り方を誤ると、予期せぬトラブルにつながることがあります。
しかし、リスクの多くは、事前の準備と認識の共有によって防ぐことが可能です。
この記事では、Webデザイナー外注で起こりやすい5つのリスクと、リスクを避けるための具体的なポイントを詳しく解説します。
Webデザイナー外注でよくあるリスク5つ
Webデザイナーへの外注では、イメージと違うデザインが納品される・納期が守られない・情報漏洩・著作権トラブル・費用の増加などのトラブルが発生する可能性があります。ここでは、代表的な5つのリスクについて解説します。
理想とするデザインに仕上がらない
外注トラブルの中で最も多いのが、完成したデザインがイメージと異なるケースです。言葉や文章で伝えた指示の解釈に違いが出てしまうことが、大きな要因として挙げられます。
また、デザイン制作の途中で方向性を確認せず、一気に完成まで進める進行方法も危険です。完成したものを見て初めて修正点がわかり、大幅な手直しが必要になることも少なくありません。最初の認識合わせが不足している場合ほど、修正に時間がかかり、納期にも影響しやすくなります。
納期が遅れる・途中で飛ばれる
外注では、納期に関するトラブルもよく発生します。特に個人で活動するフリーランスの場合、複数の案件を同時にこなしていることも多く、状況によっては作業スケジュールが乱れやすい傾向があります。依頼側からのフィードバックが遅れたことで進行が止まるケースや、予想以上に修正が多く作業量が増えることも納期遅延の原因です。
稀ではありますが、途中で連絡が途絶えてしまう、いわゆる飛ばれるケースも存在します。誠実なプロが多いとはいえ、個人に依頼する特性上、会社に比べて連絡体制が安定しない可能性があります。納期が遅れると、公開予定日や広告施策のタイミングにも影響し、ビジネス上の損失につながることもあるため注意が必要です。
社外秘の情報が流出する
Webサイト制作では、商品情報や今後のマーケティング戦略、企業内部のデータなど、公開前の重要情報を扱うことがあります。外注先の情報管理が適切でない場合、こうした社外秘情報が漏洩するリスクが生まれます。
特に個人事業主の場合、企業ほどセキュリティに関するルールが整っていない場合があり、パソコンの管理方法が十分でなかったり、クラウドサービスのアクセス権限が適切に設定されていなかったりすることがあります。また、公共のWi-Fi環境で作業を行うなど、意図せず情報漏洩につながる行動を取ることもあるため、依頼側としては対策を講じる必要があります。
著作権・使用権のトラブルが発生する
Webデザインには写真・フォント・イラストなど、多くの著作物が関わります。そのため、著作権や使用権に関するトラブルも起こりがちです。たとえば、納品物の著作権がデザイナー側にあるのか企業側にあるのか、納品物をWebサイト以外に使用しても良いのかといった点が曖昧だと、後になって問題が発生します。
また、デザイナーが使用した素材が商用利用不可であった場合や、利用条件に反していた場合、トラブルの責任が依頼側に及ぶ可能性もあります。依頼者が知らないうちに規約違反になるケースは意外と多いため、素材の扱いも含めて契約段階で明確にしておくことが大切です。
想定よりも依頼報酬がかさむ
外注を進める中で、最初の見積もりよりも費用が増えることがあります。制作が進むにつれて修正が多くなったり、方向性が変わって追加作業が必要になったりするためです。
依頼側が気軽に依頼したつもりでも、デザイナーにとっては大幅な作業となる場合があり、結果として追加料金が発生するケースも多く見られます。また、依頼内容が最初から曖昧な状態で進められた場合、どこまでが追加費用に該当するのかが不明確になりやすく、費用トラブルが起こる原因になります。
Webデザイナー外注で発生するリスクを避けるポイント
Webデザイナーへの外注にともなうリスクの多くは、依頼前の準備や契約内容の明確化、コミュニケーションの取り方によって防ぐことが可能です。ここでは、外注を安全かつ円滑に進めるために押さえたいポイントを具体的に紹介します。
定例会議を行い定期的にコミュニケーションを取る
外注トラブルの多くは、コミュニケーション不足が原因です。制作の初期段階で方向性が十分にすり合っていないまま進むと、途中でズレが発生しやすくなります。このズレが小さな段階で気づければ短時間の修正で済む場合もありますが、完成間近になってから発覚すると、修正量が増え、費用や納期に大きく影響します。
そのため、制作の進行に合わせて定期的なコミュニケーションの場を設けましょう。ミーティングの頻度は案件規模によって異なりますが、週に1回、またはフェーズごとの確認の時間を必ず確保することで、制作の透明性が高まり、双方の安心感にもつながります。
チャットツールのやり取りだけでなく、画面共有を用いた打ち合わせを行うことで、認識のズレをより早く解消できます。
実績や経験を確認し信頼できるWebデザイナーか見極める
外注先を選ぶ際には、デザイナーの実績や経験を細かく確認しましょう。ポートフォリオの掲載内容はもちろん、どのような業界の案件に関わってきたか、どのレベルのデザインクオリティを安定して提供できるかといった点をしっかりチェックしてください。
また、実績が豊富でも、コミュニケーションが丁寧でない場合や返信が極端に遅い場合は、制作過程でストレスを感じることがあります。問い合わせ時の対応の仕方や説明の明確さも、信頼性を判断する重要な要素です。過去に取引があったクライアントの評価が見られる場合は、それも参考になります。
信頼できるデザイナーは、依頼内容に対して的確な質問を行い、制作の方向性を正しく把握しようとします。初対面のやり取りから丁寧に進めてくれそうかを見極めることで、後のトラブルを大幅に防ぐことが可能です。
デザインの著作権・使用権についても決めておく
デザイン制作では著作権や使用権を事前に明確にしておかないと、納品後に想定外のトラブルが発生する可能性があります。特に、デザインを他の媒体で利用したい場合や、納品後に社内で修正を行いたい場合には、使用範囲について詳細に決めておきましょう。
たとえば、デザインの著作権がデザイナー側に残る契約であれば、依頼者は自由にデザインを改変できない場合があります。また、使用権がWebサイト限定の場合、パンフレットや広告など別媒体で利用する際に追加料金が必要になることがあります。素材に関しても、写真やフォントのライセンスを誰が取得するのか、利用条件に違反しないかを確認しましょう。
取り決めは、契約書や発注書に明記しておくことが最も確実です。曖昧なまま進めると、外注後に「これは使えない」「追加費用が必要だった」という問題が起こる可能性が高まります。
セキュリティ管理体制を確認し秘密保持契約を結ぶ
外注先がどのような情報管理を行っているかも、外注を依頼する際にチェックが必要です。制作過程で企業の内部資料を渡す機会は多いため、データの保管方法や取り扱いのルールが明確であるかどうかを把握しておきましょう。
デザイナーが使用するパソコンのセキュリティ対策が十分であるか、クラウドストレージのアクセス権限が適切に設定されているかなど、基本的な情報管理は欠かせません。また、不特定多数が利用するWi-Fi環境で作業していないか、データのバックアップや削除ルールがあるかなども確認しておくと安心です。
さらに、安全性を高めるためには、秘密保持契約を結ぶことが推奨されます。社外秘情報を扱う場合は、必ず契約しましょう。
修正依頼の回数や費用などを契約の段階で明確にしておく
外注費用に関するトラブルを避けるには、修正回数や作業範囲について事前に明確することが欠かせません。制作の途中で依頼内容や方向性が大きく変わると、その分作業量が増え、追加料金が発生します。
特に、依頼側が「少しだけ修正してほしい」と感じる内容でも、デザイナー側から見ると作業範囲が大きい場合があり、思った以上に費用がかさむことがあります。そのため、無料で対応する修正は何回までなのか、大幅修正に該当する基準はどこか、追加料金が発生する場合はいくらなのかといった条件を契約段階でしっかり確認しましょう。
事前チェックでWebデザイナー外注のリスクを回避しよう
Webデザイナー外注は、質の高いデザインを効率的に制作できる大きなメリットがある一方で、依頼の仕方次第ではトラブルも発生します。しかし、外注前の準備や契約内容の確認をしっかり行えば、多くのリスクは未然に防げます。
特に、コミュニケーションの頻度を決めておくことや、信頼できるデザイナーを慎重に選ぶこと、著作権や使用権の扱いを明確にすることなどは、欠かせないポイントです。
事前のチェックと準備を徹底し、信頼関係を築きながら進めることで、外注のメリットを最大限活かし、満足度の高いWeb制作を実現できるでしょう。
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